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乳液

乳液はのびがよく肌になじみ油っぽくなく、さっぱりしているため、汗ばむ季節や脂性の肌の人に好まれていて。用途もサンプロテクト(日焼け防止)、ハンドローション、クレンジング(洗浄)、マッサージなど多彩です。乳液には、油分が12〜35%と多く含まれており、その成分は炭化水素、油脂、ロウ、高級脂肪酸、高級アルコール・エステルなどで、最近ではシリコーンオイルも使われだしました。

乳液は、水と油を分離させない強力な界面活性剤が当用され広くつくられるようになりましたが、もともと不安定で変質しやすいため、保存料や酸化防止剤などの、品質を安定させる化学物質が多く使われています。肌の細胞と細胞の間を埋めている細胞間脂質は、水と脂のサンドイッチ構造になっているので、それがバランスよく整っているのが理想的な肌ですが、日常生活における環境の影響で、水分不足になったり油分不足になったりしたとき、肌に水分補給をするのが化粧水です。

クリームは栄養分を閉じ込めるふたの役割をし、水分と油分のバランスを整えるのが乳液なので、乳液とクリームでは全く別の働きをしいます。角質層が正常でトラブルのない肌を作るには、まず乳液で肌表面に薄い膜を作ってバリア機能を整えてから、クリームで細胞の活性化や栄養補給をすることが必要です。乳液もクリームも、容器からとってすぐ肌にのせるとひんやりし、なじみが悪いからべ夕つくという悪いパターンになるので、肌にのせる前に5秒間手のひらで軽く混ぜながら温めれば、乳液やクリームは柔らかくなり、肌なじみもよく浸透するからベタつかず、さらに伸びがいいので、肌への負担も少なくなります。

朝のお手入れと夜のお手入れは、それぞれ目的と効果によって使い分けをするため、乳液かクリームかという方法では選びません。朝は日中の潤いを保つもの、メイクアップの下地効果が望めるもの、生活紫外線から肌を守る効果のあるものを使用しますが、肌が乾きやすければクリームタイプ、そうでなければ乳液がいいでしょう。夜は、自律神経の副交感神経が優勢になっており、新しい皮膚が生まれるので皮膚の再生を促すために、たっぷりの栄養分を与えることが大切なので、こくのある感触のクリームをつけます。オイリースキンや若い肌は、ライトな感触のクリームや乳液がいいですが、その前に必要な美容液もつけます。日中は、エネルギーが体や思考に使われて、皮膚を作る働きはできないので、保護することを心がけましょう。